ナルクルナイサ

成績優秀、スポーツ万能の娘が自傷し、非定型うつ病になり治癒するまで

カテゴリ: 13の理由

サヤは二日間自宅でのんびり休んだら
また山に行きたいと言い出しました。スキーの友達やコーチと会い、触れ合い

喜び、泣いて抱き合って帰ってきました。

顔が、、日に日に、柔らかくなりました。

マインドフルネスのノートも書いてます。

カナダに帰り授業が始まります。

昨日、13の理由をシーズン2まで全て見ました。素晴らしいドラマだと思います。

思春期の子ども達は大人に対してShame、恥ずかしいという気持ちを抱いてます。

何で君達は、親には何も話さないんだ??と聞かれた時に 主人公の男の子は言います。

守るため。と

何を??と聞いたら、親を守る為なんだ、と。

特に自分の傷。辛い事を話せないのは恥ずかしいのもあるけど親を心配させたくない、親に悲しい思いをさせたくない。

あったな、そういう気持ち。もう忘れていました。

若者の自殺や幾つもの問題点をあからさまに描いたこのドラマ、カナダやアメリカでは賛否両論あるようだけど

隠さない。しっかり向き合い話し合う。目を背けない。

共感する。助け合う。

そして大人になっていく。

そういうきっかけになるものだと思います。シーズン3作目が楽しみです。

このドラマに出てくるティーンの中で実は、、、
比較的まともでしっかりしてるのがケバケバしい、リストカットしてるスカイ。あとゲイのトニーなんですね。

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腕が傷だらけのスカイはこう言い放ちます。

自殺なんかする女に同情なんかしないわ!
何でもないような事につまづく女よ。

何とも言えない気持ちになりました。

スカイは自分の腕を切りつけても、どれだけ生きようと努力しているのかを分かって欲しい。だから自殺したハンナにそんな事を言ったんです。

最後のシーンで、クレイがスカイを誘うところ。

ハイ、元気?どっか行かない?

そんな一言が重なって、人は救われていくのかもしれないですね。

このドラマは世界中で大ヒットしましたが、重いトピックを扱ったドラマだけあって、内容については物議を醸し出した。

いじめ・うつ・自殺・スラットシェイミング・性暴力などタブー視されがちな問題に鋭く切り込んでいる。

一方で、自殺のシーンなどがリアルでティーンエイジャーが見るには不適切なのではないか、自殺願望を助長するのではなどメンタルヘルス団体や学校、視聴者からの批判も多く、議論を呼びました。

私も娘がこのドラマを観ていてドキッとしたんですよね。でも反対に観たい、と思いました。理解したい、と。

10代の若い人たちは、成長段階で、経験が少ないこともあり、物事を正しく理解することができないことが多い。

「人の気持ちを考える」ことがこんなにも難しいということ、私たちの言動全てが、周りの人に大きな影響を与えるということを、このドラマは教えてくれる。

大人は、軽く考えがちだが、若者は大人と違って今の苦痛が永遠に続くと思ってしまうものだ。されたことに対する苦しみや悩みを恐怖のあまり、人に打ち明けることさえも困難な人はたくさんいる。

だからこそ、孤独を感じている人や今悩み苦しんでいる人こそ見るべきかもしれない。

そしてだからこそ大ヒットしたのと同時に、大ヒットしたのは、悩んでる若者が物凄く多いということ。

だからこのドラマに関しては「あなたは決して一人ではない」という事を感じられると、思いました。

思春期の子どもたちの成長は著しく、大人にはどうやってもどうやっても追いつけない。全てを分かり合えるどころか、少しでも理解してあげる努力しかできない。

でも彼女たちが幸せになる鍵を、掴むのは本人でしかない事も親は知ってる。

もどかしいけど、SOSには気がついてあげる以外は、ただ見守る事も必要なのだと思った。

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今日読んだ本。

サヤは元気にしているそうです。

自傷の1番の問題は 誰にも助けを求めないところにあると書いてあります。

助けを求めて欲しいです。

13の理由、のシーズン1を観てます。

主人公は自殺してしまうのですが、その背景が次第に明らかにされていくのですが、複雑に絡み合っている。

若い子たちの多感さ、傷付きやすさ、大人への圧倒的な不信感。友達との関係。

中にはリスカする子も出てきます。生きる為に切ってる、と。

本は、専門家が書いたもの。このドラマはあくまでも若い者からのメッセージです。勉強になっています。

サヤがハマって観てるテレビドラマです。

問題を起こしたセンセーショナルなドラマです。私も観ていこうと思います。

感想は観てから書きます。

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