ナルクルナイサ

成績優秀、スポーツ万能の娘が自傷し、非定型うつ病になり治癒するまで

カテゴリ: 非定型うつ病 

サヤは二日間自宅でのんびり休んだら
また山に行きたいと言い出しました。スキーの友達やコーチと会い、触れ合い

喜び、泣いて抱き合って帰ってきました。

顔が、、日に日に、柔らかくなりました。

マインドフルネスのノートも書いてます。

カナダに帰り授業が始まります。

昨日、13の理由をシーズン2まで全て見ました。素晴らしいドラマだと思います。

思春期の子ども達は大人に対してShame、恥ずかしいという気持ちを抱いてます。

何で君達は、親には何も話さないんだ??と聞かれた時に 主人公の男の子は言います。

守るため。と

何を??と聞いたら、親を守る為なんだ、と。

特に自分の傷。辛い事を話せないのは恥ずかしいのもあるけど親を心配させたくない、親に悲しい思いをさせたくない。

あったな、そういう気持ち。もう忘れていました。

若者の自殺や幾つもの問題点をあからさまに描いたこのドラマ、カナダやアメリカでは賛否両論あるようだけど

隠さない。しっかり向き合い話し合う。目を背けない。

共感する。助け合う。

そして大人になっていく。

そういうきっかけになるものだと思います。シーズン3作目が楽しみです。

おはようございます。この2週間 途方に暮れ 焦り 嘆き 

目の前が真っ暗になった瞬間もありました。でも母親である、私がしっかりしなければ、と 思います。

1人で悩まないで 信頼できる友達に吐き出したり
情報は両親と共有し、なるべくしっかり寝て 食べるようにしました。

昨日の流れから、調べていてもう一つ。

アスリートといえば

ジュニアアスリートの燃え尽き症候群 というのがあります。

(本文より)

『泳ぐことが嫌になる』。
『泳ぐことができなくなる』
『レースに出たくなくなる』
『レースで自分の泳ぎができなくなる』・・・・などなど

周りの期待にこたえたい!
応援してくれているんだから『がんばらなきゃ』

と子供たちは、大好きなお父さん、お母さん、

応援に来てくれたおじいちゃん・おばあちゃん。

いつも練習を見てくれているコーチの期待に応えなきゃ

と無意識に感じて、自分にプレッシャーをかけてしまうことがあります。

そんなレースが続いてきて、コーチたちに

『次がんばれ』といわれたり、

『なんで出せないんだ』などの言葉をかけられていくうちに、プレッシャーに負けて、レースで良い結果が出せない時が続く。

すると、泳ぐことがだんだん嫌になって、スイミングスクールに通うのが、気持ち的に嫌になってきて、スイミングに行く時間になると、体調が悪くなるなどの悪循環が生まれる・・・。


これも軽いうつ病なんでしょうね。。。

サヤは 5歳からフリースタイルのスキーしかしていません。
学校の成績は維持しながら 夏もスキー、秋もスキー、冬春はレースに追われる。
その繰り返しを 10年やってきました。

中学でも全国レベルでトップクラス。今年からは大人のカテゴリーになって、あまりにも先が遥か遠くに思えてしまったのかもしれない。

初年度で全日本選手権ノミネートで、成績が思いのほか出てしまったことも さらにプレッシャーになったのかもしれない。

やはり、サヤもうつ病の一種なのだと思います。

ただ娘の場合 症状は軽い。日常生活は送れている。楽しいことは楽しむことができる。

やはり、非定型のうつ病なのだろうか・・・

サヤは今日は土曜日で彼氏とスキーにいくらしい。でもあくまでリクリエーションのスキーで、競技の練習はしたくない。
乗馬にいったり 楽しいことをやりながら ゆっくり心身休めてほしいと思う。

そんな日々であるが 私は治療について もんもんと調べながら 考える。

彼の話と、サヤの話をまとめた。

1.とても楽しそうにしていたり、急に悲しくなったりする。

2.授業やデートは楽しそうにしている。

3.一度だが、パニックになって鼻血を出した。(パニック発作?)

4.良く食べる(もともと良く食べる)

5.私が駆けつけてからはは、とりあえずリストカットは増えてないが抗不安薬を飲んだ。

6.カウンセリング後は落ち着いている

7.春休みには、スキーをしたいと言い出す。でもやはり無理だと言い出す。はたから聞いたら、まるでワガママに聞こえる。

そこでこんな記事を見つけた。

どのような病気でしょうか
非定型うつ病は落ち込むことだけでなく、イライラしたり不安になったり、良いことや楽しいことがあれば楽しむことができたり、良くないことが起きると死にたいくらい落ち込むこともあります。憂うつな気分は続くが好きなことや興味のあることは打ち込め楽しい、夕方にイライラしたりリストカットなどの自傷行為を抑えられなくなったりする、どんなに寝ても眠いなど、日常生活を過ごすうえで支障が出てきます。非定型うつ病は適切に治療すれば時間はかかりますが治る病気です。治療は薬物療法や精神療法、心理療法、生活習慣の見直しが必要になります。治療は一様ではなく、生活習慣の見直しが必要であるように人それぞれかかわるポイントは違います。薬物療法では気分の落ち込みを抑える薬を使います。睡眠の質が低下している場合には症状に合わせて睡眠薬を使います。心理症状では話すと楽になったり、思考の悪循環のスパイラルを変えたりできるようにアプローチすることもあります。主治医やカウンセラーと生活習慣を見直し、健康的な生活を送れるようにすることあります。薬の効果が出始めるのに2週間程度の時間がかかります。ただでさえしんどい時に生活習慣の見直しをすることは大変ですので時間もかかります。個人差も大きいです。この病気かもしれない人は症状を人に相談することなく、自分で抱えているのではないでしょうか。怠けているだけと思われるかもしれないので言えないかもしれません。しんどくて困っているということを信頼できる人や医師、カウンセラーに話してみてはいかがでしょうか。20〜30台の女性に増え続けている心の病に非定型うつ病があります。従来のうつ病とはちがって自己判断がつきにくく、検査で異常が見逃さないために見逃してしまうこともあります。ここではうつ病と新型うつ病の違いをお伝えしします。大きく違う点が食事・睡眠・落ち込む時間にあります。従来のうつ病では、気分の落ち込みは数週間から月単位で落ち込んだまま食欲もなく不眠の状態が続きます。それに対して非定型うつ病では抑うつ状態は軽度で、睡眠も過眠・昼夜逆転、目覚めが悪くなるなど様々は種類があります。食欲は過食で体重が増えることもあります。うつ病では明け方にしんどくなるが、非定型うつ病では夕方に悪くなることが多いです。良いことには気分がよくなり、悪いことが起これば強く落ち込むことも特徴的です。誰にでもかかる可能性がある病気ですが、どういう人がかかりやすいのでしょうか。それは、手がかからない子だった、責任感が強い、自己主張・要求ができない、甘えられない・甘えない、他人に助けを求めない、プライドが高い、優しい人がかかりやすいです。この性格の特徴にはこの記事を読んでいる人は誰にでも当てはまりやすいです。原因は遺伝や育った環境が影響しており、思春期の多感な時期にうまく過ごすことができず、時間をかけて症状として現れています。非定型うつ病以外にも最近多い心の病にはパニック障害・社会不安障害、境界性パーソナリティ障害があり隠れていることが多い病気でもあります。自己判断をせずに精神科や心療内科の医療機関を受診することをおすすめします。

これだ。。。。

全てが合致し、腑に落ち、長い長い推理が終えた気持ちだった。(もちろん、のちに専門医に診断してもらいます。)

他にも診断基準として

いつもより良く食べる・朝よりも夕方が調子悪い・軽いと見逃される場合もある・他人の言うことがひどく気になる・過眠過食

などがある。

これを見つけた時は私は とても喜んだ。軽いウツじゃないの。きっとストレスを除いてあげればすぐ治るんだ・・・と。

しかし詳しく読み調べていくと、薬に反応しにくく治らないものではないが時間がかかること が分かった。

これを知って一番絶望するのは娘じゃないか。こんなにつらい事が、中々治らないなんて・・・

とにかく次の長めの休みには会いに行く予定をたてた。

もちろん帰国させ、休養を取らせることも最初から考えていた。でもさらに今、環境の変化を与えることの方が彼女に負担だと思った。

なので自分にできる最大限のタッグを組んでカナダに娘を置いて、泣く泣く帰ってきたのだ。

原因は大きなストレス、とあるので スキーを休んだことで快方に向かってくれる事を信じ 毎日娘の恋人と連絡を取り合い 過ごす日々。

暗黒の2週間だった。どうしてサヤみたいな良い子がこんな苦しまなきゃならないんだ。何不自由なく最大限の努力をして育ててきた。母一人子一人だけど 寂しくないように祖父母と同居し、好きなことは思い切り健康的にやる子だった。だからこそ、きっと小さな頃から頑張って、私が喜ぶように頑張って、きたのだ。思春期の訪れと共に彼女の心はバランスを崩している。

途方に暮れる日々が続いた。

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