スキーの練習と大会を全てセーブして2週間だ。
土曜日の今日は 彼氏と一緒にスキーに行くらしく
雪上に立つのは2週間以上ぶり。競技の練習をするわけではないけど
雪の上に立って考えることはあるだろう。良い方向にいくといいな、と思った。
先生の話だと 元気はつらつとしていて 今朝はノースリーブを着ていました。との事。
つまり、おそらく、サヤの腕に新しい傷は増えていない。
昨日も泣いたりすることがなくなっている、と彼氏から連絡もらえた。
嬉しいのだが、そのことが私を不安にさせる。
(つらいのを、我慢しているのではないか。。。。)
今日はこの本を読んだ。
私もリスカだった~魂の声リストカットの少女たち
中には壮絶な辛さと絶望と闘う子どもたちのエピソードが載っていたが
私が注目したのはこのエピソードだった。
ある私立高校の保健室の養護教員の話である。
「リストカット?ああ毎日のようにくるわよ。もう慣れっこになっちゃうくらい」
知ってるだけでも10人ほどリストカットしてる生徒がいて、よく保健室にくるそうなのだ。
深刻なケースもあるらしいが、基本、その先生は生徒たちのリストカットを取り立てて大騒ぎしない。
明かな精神疾患が絡んでるケース以外は、ほとんどの場合病院にいくこともすすめない。
「今のリストカットの中には、女の子が大人になるための通過儀式みたいな一面がある。医療につなげなくても、じっくり話をきいて受け止めてあげるだけで自然と落ち着いていく例が多い。」
病院にいくことで、反対に自分は病気なんだとODにのめり込む子もいれば
病院でじっくり話を聞いてもらえないケースでは悪化する場合もある。
リストカットは隠されていることが多いので実態が把握できない。
その分 知らないうちに乗り越えていく子どもたちも多いのかもしれない。
そして早いうちに 幼いころからの親からの無関心だったり、過干渉だったり
トラウマだったり 家庭環境だったり 学校のことだったり
何に苦しんでいるのかSOSに気が付ければ ゆっくり傾聴してあげることが
一番大事なのかもしれないな、と思った。
いまサヤも 大人になる過程の真っ最中なのだ。
子育ては大変ですね。
どんなに愛してても どんなに気にかけても 色々なことが起きます。
今度は母である自分のことを振り返って 我が家の家族の環境とかをまとめてみたいと思います。